| File 031 2006/02/03 海に一番近い高速バス。「しみずライナー」乗車前編 JRバス関東 | |
| いつの頃からか、こんな噂がネットの上で流れていた。「清水と新宿を結ぶ高速バスができる」。既に東名ハイウェイバスはかなり昔からあったものの、清水のまちからは離れているだけに、実際に使うには結構面倒くさいものがあったし、自分もわざわざ静岡駅や静岡インターまで出てから乗りに行っていた。それが、清水駅から出る、確かに清水区民にとっては非常に楽になる。 様々な目撃情報が出て来て、あとは時間の問題だなとと思っていた所、1月21日、唐突に新路線の発表がJRバス関東のホームページであった。 その名前は「しみずライナー」。折戸車庫から清水駅を通り東京駅まで走る新路線。途中止まる停留所は東名江田だけ、そして全席指定席と言う路線である。 |
![]() |
![]() |
本当だったら「地元発着の高速バス」と言う事で、一番最初の便に乗りに行きたかったところであるが、いかんせんそこは社会人の身。どうしても開業当日は外せない用事があったため泣く泣く諦めるしかなかったが、考えてみればJRバス関東と言う、すでに東名高速線で運行をしている会社だけに、今回は見送る事にした。 新聞紙上では4月にJR東海バスが、平成18年度中にはしずてつジャストラインが参入と言う事で、この両社の運行開始の時には是非乗りに行く事にしようと思っている。しかしながら、この「しみずライナー」は東京へ向かうには最良の交通機関であるだけに、運転開始初日の会社帰り、新静岡のバスセンターで早速回数券を購入し、自分が乗車できる最初の日を待つ事にする。 |
| 2月3日、所用で有給休暇を取った日、用事のついでに「しみずライナー」の写真を撮りに行く事にした。そう、一番「清水らしい」光景のある場所へ。 選んだのは「波止場フェルケール博物館前」バス停。この「しみずライナー」の中で、いや、この路線だけではなくJRバス関東の高速バスの中で最も海に近いバス停ではないだろうか。 バスそのものも見慣れている。そして、この光景も見慣れている。しかし、この両者が組み合わさった風景は新しい。この先、どんな物語をこの路線と地域が描いていくのか。ただ「新しい路線」と言うだけではなく、何かとてつもなく大きな可能性を心の中で感じた。 そう、今までの他の路線より何よりも。 |
![]() |
![]() |
一番最初に乗る日の行程を考えると、残念ながら東京駅までの乗車ではなく、東名江田までの乗車が最も便利である事に気付き、運行初日に買った回数券ではなく、普通の乗車券を買う事が合理的であると判断し、早速清水駅まで買いに行く。 真新しい路線なのに、乗車券だけは昔のそのまま。少し不似合いな気もしないではないが、可能な限りコストを下げると言うのは共感を感じる。 これからお世話になる「しみずライナー」。どんな物語を描いていくのだろうか。初乗車が出来る日の事を今から心待ちにしたい。 |
Copyrights by 倉庫番(2006)